ねむいつらいかえりたい

もうただの日記

5月から6月のこと

思考のトレーニングどころか存在を忘れられるこのブログ。いつもその都度ツイッターに垂れ流してるからすぐに頭空っぽになってしまう。

過去のことですが駆け抜けた5月から6月について振り返ろうと思う。もう世間は8月なのに…。

GW後、実は社の留学選考試験みたいなのを受けて、時節柄人数が少ないためほぼお情けで受かり、受かったからにはマジでやらんとやばいなあと思いつつ、焦燥感だけで一歩も進まず。
で、東京に行ったのでついでにリニューアルした国立西洋美術館とか国立博物館とか国立近代美術館とか行ったりしたりして全力で楽しんでしまった。
念願の上村松園の焔、クラーナハゲッセマネハンマースホイ、その他三岸幸太郎とか小倉遊亀とかもう見たもの全部よかった。
銀座の三笠会館で一人でディナーしたら、店員さんも雰囲気も他のお客さんも穏やかで優しくいい時間が流れてた。

東京に行くたびに思うけど、東京に住む人たちはその大半が東京生まれ東京育ちでもないくせに、東京に住んでる人みたいな顔してるのがうすら寒いなと思う。地方からはるばるのこのこ住み着いてるくせに澄ました顔で迷わず電車に乗ってる様とか本当に嫌いだ。
でもこんな街に住んでたら自分たちが中心だと思うのも仕方ないだろうな。
無駄に品が良くて穏やかで調子乗ってていらつくぜ…。

で、そうこうして翌週には数週間エチオピアへ。落差やばすぎる。
それはまた違う記事で書きたい。死んだ顔して生きてたここ2年で最大に楽しかったイベントなので(仕事だけど)

6月中旬に帰ってきて、6月末にイベントがあったのでしばらくその準備が忙しく残業をしており、そう忙しかったから英語の勉強ができてないのも仕方ないわけだが、本当に一瞬で過ぎ去った2か月だった。
その間、出張で京都に泊まったので、夜に三条のあたりをひたすら一人で数キロ歩くやつもやった。京都に来るたびに大学時代の亡霊に敬礼するのがやめられない。10年経っても。
過去に毎日通ってた道を、違う人になった自分が10年後にまた歩くのは、本当に不思議な感じがする。

こうして振り返って思ったけど、めっちゃ楽しそうやな私のライフ…。別にそんなに楽しいことないと思ってたのに。
自意識は高いが、いや高いが故に自己肯定感は雨の日のツバメの飛行並みに低く、日々存在意義を見失ってるが、身体はもちろん、精神が健康で、週1回飲むホワイトモカがおいしいならもうそれでいいと思うよ本当に。
年取って図太くなった神経はたいていのことでは擦り切れない。